日本は四季があり、熱い日も寒い日もあります。
そんな温度差がある日本では、カーテンは結構重要な機能を持っていて、外からの熱、外からの寒気を防ぐ役割もあります。
カーテンはデザインも重要ですが、まずは機能を考えておけば、実際使ってみても暑い、寒いが減ってっくることでしょう。
今回は、カーテンの機能的な選び方を考えたいと思います。
カーテンの選び方
特に断熱機能は地味ながら重要になっています。
断熱を考える上で、重要な点は2点あります
- カーテンの大きさ(長さ、幅)
- カーテンの遮光性能
になります。
カーテンの大きさ
カーテンの大きさは、特に寒い日に影響が強く出ます。
外気温が低い時、最初に窓で遮熱しますので、ある程度寒さは防げます。しかし、それにも限度があるのでそれをさらにカーテンで防ぐ形になります。
ここで必要なのが、長さと幅です。
カーテンの長さは、できるだけ窓を隠すようにするのが基本です。
掃き出し窓のカーテンは、床ギリギリまでの長さは欲しいです。隙間があるとそこから冷気が流れてきますので、ほぼぴったりが理想です。長すぎると床を擦ることになり、カーテンも傷みますし、見栄えも悪くなります。
腰窓や出窓は、最低でも窓枠が隠れるくらいの長さは必要です。できるだけ、窓とカーテンの間に空気の層ができるような感じでしょうか。窓枠から10~20センチほど長いものが良いと思います。また、窓枠の内側にあるカーテンレールでしたら、窓枠ぴったりに合わせます。
カーテンの幅
カーテンの幅は、少し余裕を持たせるほうが見栄えも良いです。
カーテンのサイズが有れば、窓枠の幅プラス20cmほどあれば良いと思います。
カーテンの位置
1本レールでしたらそのままで良いですが、2本レールの場合は、断熱を考えると窓側のレールを使ったほうが脇から空気が来にくくなるので、おすすめします。
まとめ
カーテンは断熱において重要な役割がでます。
空気が通りそうなレースカーテンでも、温度差が高い空気は結構通りづらいので、何もないよりは薄くてもカーテンを付けたほうが断熱性は高くなります。
特に冬は床から来る冷たさの他に、窓から来る冷気で足元がかなり寒くなりがちですので、窓から来る冷気はカーテンで抑えておきましょう。