実際のところ、平屋を建てるのは贅沢か貧乏か

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今の日本では平屋を建てる人は、理由があって平屋にしています。

平屋は、贅沢と言われる場合もありますし、貧乏くさいと言われる場合もありますが、結局どちらなんだと言われても、特に明確な答えはありません。

我が家は結果としてブラーボスタンダードで平屋を建てましたが、建てた本人は別に贅沢とも貧乏くさいとも思ってないのですね。ブラーボスタンダード自体は2階建てが基本になっていますが、理由があって平屋にしたので、それ以上でも以下でもないのです。アイダ設計で普通の家を建てただけなのです。

アイダ設計で平屋を建てた場合の、贅沢と思われる理由、貧乏くさいと思われる理由をとりあえずあげておきたいと思います。

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アイダ設計で建てた平屋が贅沢と思われる理由

実は贅沢だと思われる理由はそんなには無かったりします。

2階建てが建てられるところに平屋を建てるのは空間的に贅沢な使い方

土地には基本的に建ぺい率と容積率があります。よほどの事がない限りは建ぺい率よりも容積率が高くなっています。

建ぺい率60%、容積率100%ですと、100平方メートルの土地に60平方メートルの1階部分、40平方メートルの2階部分を建てることができます。

平屋は建ぺい率60%の1階部分だけ使い、残りの40%は使いませんので、そういう部分がもったいないと思われる要素になります。特に都会の方に住んでいる方は気になるようです。

簡単に言うと、家の広さの割に広い敷地が必要になるので贅沢と言われるというところです。

2階建てよりも延床面積あたりのコストが高いので贅沢

平屋の場合、建てられる広さは土地の広さと建ぺい率でほぼ全て決まります。言うまでもなく建ぺい率で出る大きさは平屋の最大の大きさになります。

2階建てはさらにそこから上部分が建築がされますので、屋根の施工や柱の施工など共通部分が多く出てきます。

ですので、延床面積あたりのコストはどうしても平屋の方が高くなります。

土地代金が高いので贅沢

一軒家自体が贅沢と思われる点ですが、集合住宅と違って、一軒家は土地にも大きく固定資産が掛かります。集合住宅は、土地の専有する割合が低いので殆ど建物部分が固定資産になります。

一軒家は土地の固定資産の割合も全部か数分の1になるので大きくなりますので、土地を持っているということが贅沢と思われるところが大きいようです。

家を持つというよりも、土地を持つというところが贅沢だと思われるひとつになっていますね。

アイダ設計で建てた平屋が貧乏くさいと思われる理由

貧乏くさいというのは、大抵は自分で家を建てていない人が言うことが多いです。

家の大きさが小さいので貧乏くさい

特に住宅地ですと、2階建てと平屋が並んでいると小さく見えます。

今の住宅は建ぺい率ギリギリで建てるので、2階が無い分平屋は小さくなってしまうのです。これが小さい家に住んでいるので貧乏くさいと思われる部分になります。

トータルコストで平屋のほうが安い

結局は2階が無い分、トータルでかかる費用は安くなります。ですので、2階建てよりも貧乏くさい建物という感覚を持つ人は少なからずいます。

なんとなく言われる

せっかくなら大きい家を建てたい、と思っている人は平屋のことを小さいと思っていることが多いようです。つまり、小さい家を作るのは貧乏くさいというところでしょうか。もちろん、大きい平屋を作っている人もいますが、大きすぎる家よりも中を移動しやすいなど住みやすい比較的コンパクトな家を作る人も多いので、そういう場合は貧乏くさいと言われることがあるでしょう。

まとめ

平屋が贅沢かどうかは、結局は見方の違いだけであって、建てた本人が特に気にするものでも無いと思っています。

平屋には平屋のメリットがあるので、必要があれば平屋にするし、部屋が沢山欲しければ2階建て以上の家にすると思いますし、それぞれの条件で建てれば良いと思います。

我が家はバリアフリーという前提があったのと、家族に目を届かせる必要もあって平屋にしていますので、貧乏くさいかどうかは別にどうでも良いのです。

やはり、建てた人の要求に合った家であれば、特に気にする必要は無いと思います。

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