注文住宅ですので、部屋のドアを引き戸にすることは当然出来ます。
うちの場合はドアは玄関と風呂場だけで、あとは引き戸になっています。普通のドアですと片方が「押して開ける」、もう片方が「引いて開ける」という形になりますが、「引いて開ける」というのは身体が不自由になってくると開けづらくなってくるのでドアを設置するのを嫌ったのですね。
ですので、部屋の扉はすべて引き戸にしたのです。
我が家は基本方向として、バリアフリーを目指していたのですが、実際どのような引き戸になったのでしょうか。
引き戸の簡単な仕様
アイダ設計で特に仕様を決めないでドアから引き戸にした時の間口です。実測ですので施工上多少の差異は出まが、そこはご了承ください。
高さ200cm、幅68cmでした。
ですので、ソファーなどを通すのはかなり苦労することになるかもしれません。洗濯機や冷蔵庫は奥行きか幅が大丈夫であればなんとかなるでしょう。
そして、バリアフリーにできるかどうかというと、下のレール部分に2~3ミリくらいの盛り上がりが出来てしまいました。
普通の人であれば全く問題ないくらいのものですが、すり足に近い歩き方ですと引っかかってしまうかもしれません。
アイダ設計では「楽らくご長寿さん」という高齢者特化住宅がありますので、バリアフリーにするのであれば、ブラーボスタンダードというよりは「らくらくご長寿さん」を指定すれば、装備の方向が年齢が高い方向けですのでバリアフリー化しやすい家にできると思います。ブラーボとは装備が違うくらいで建物自体はそんなに違いませんので。
もしくは「楽らくご長寿さん」で使われている幅広上吊引き戸はブラーボでも利用できるかもしれませんので、営業に確認してみましょう。
さらに、アイダ設計御用達のLIXIL製品も聞いてみても良いかもしれませんね。
まとめ
部屋のドアを引き戸にするのは簡単です。ですが、引き戸にも種類が色々ありますので、普通の引き戸であれば追加料金もなくドアと交換できます。
しかし、高機能の引き戸であればオプション料金がかかってしまうことも考えられますので、営業と相談の上、使いやすい間取りを確保できるように設計を組み立ててみましょう。